ニコチンソルトは自然の煙草葉に含まれる存在として、ニコチンと有機酸が反応した産物です。
フリーベースのニコチンと比較して、ニコチンソルトは状態が安定しており、血液吸収効率を高めています。(実際の煙草に近い血液吸収率)
弊社が開発したニコチンソルトは、ニコチンと食品グレードの安全のAHA/フルーツ酸で作られた物です。
ベーピングされることによって初めて吸収されるようになるという仕組みです。

1.吸収率が高い

従来のニコチンは「遊離アルカリ」(フリーベース)の形で存在します。つまり小分子で、精製されたニコチンです。
この小分子は血液へのニコチン輸送率が低いので、使用者が満足感を得るまで長く時間がかかります。
ニコチンソルトは血液への浸透力が強く、単位時間内により多くのニコチンを血液へ輸送できます。しかも滑らかな喉ごしで、30mgなど高濃度に作れるため、短時間でのニコチンチャージに向いています。

2.喉への刺激が弱い

ニコチンソルトを含むリキッドは、従来のフリーベースニコチンリキッドよりのどごしが滑らかでphが低いため、30mg以上の高濃度でリキッドを作っても喉への負担が少なく使用できます。
1と2の実現により、使用者が早い段階で高い満足感を得られます。

ニコチンソルトはフリーベースニコチンと本質的な違いはありません。
フリーベースニコチンと比較すると経皮吸収しづらくはありますが、取り扱いの注意点は同じと考えてください。
ニコチンソルト状態ではPHレベルが低いです。
ベーピングされることによってPHレベルが高くなり、ニコチンが遊離化されて初めて吸収されるようになるという仕組みです。

ニコチンソルトはPODタイプなど、低出力の器具での使用を推奨します。
  ニコチンソルトの添加量が多すぎると、コイルが焦げやすくなる為注意が必要です

✩重要

ニコチンソルトのニコチン含有成分の計算は、従来のフリーベースニコチンとは異なります。
例えば、同じく30mgと表記されている場合、ニコチンソルトの実際のニコチン含有量は少なくなります。
ニコチンソルトの製造方法によって含有量が変わる為、ニコチンソルト希釈液をリキッドに添加する前に、必ずメーカー側の添加量に関する説明をよく読み、実際のニコチン濃度を把握したうえで使用してください。

● 長期間の保管に向いている。

(ニコチンソルトは分子構造が安定し酸化しにくいので、比較的長期間保管できます。)

● 満足度の高い喫煙感覚を実現する。

(フリーベースニコチンと比較すると吸収率が高いため、早い段階で吸った感を感じることができます。)

● 滑らかな喉ごし。

従来のフリーベースニコチンは酸化しやすく、酸化した副産物やphが高いため、多くの使用者にとってきつすぎるざらざらした粗い感じが出ます。ニコチンソルトは酸化しづらくphが低い為、柔らかい喉ごしです。

● 酸化しづらくリキッドの風味をあまり損なわない。

従来のフリーベースニコチンは、リキッドに添加されるとリキッド自体の味が多少変わります。ニコチンソルトは酸化しづらいため、リキッドの風味を損ないにくいです。

● 滑らかな喉ごしで、ヒットがスムーズで吸収効率が高い為、高濃度では急性ニコチン中毒の可能性が高まります

(短時間内に大量摂取すると、めまい、吐き気、息苦しいなどの症状が出ます。吸引をやめて少し休憩すれば症状が緩和します。)

● 吸収効率及び高濃度での吸引がしやすい為、高出力デバイスでの使用は控えた方が良いです。

高出力デバイスの場合、VG高めのニコチンリキッド(3mg以下)がニコチン中毒の可能性も低く味もよく出ます。
特にフルーツ系のリキッドは、まろやかで美味しい味が出ます。

● ニコチンソルトリキッドは、デバイス、リキッド風味への要求が厳しいです。

吸収効率が高く、高濃度での吸引がしやすい為、リキッド消費の少ない環境(POD型、クリアロマイザー等)での使用を一番お勧めします。
POD型は出力が弱いので、リキッドの風味、煙量をある程度で抑えるため、美味しく吸えるフレーバーが少ないです。
単一フレーバーは表現しやすいですが、複雑なフレーバーはまだうまく表現できません。
tank/ modの組み合わせによって、バラエティーな煙り効果、リキッド風味を楽しめる従来のmod、sub-ohm
tankと比較して、pod型はまだ禁煙補助手段の一種として割り切ってお使いになられることをお勧めします。